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zoom RSS 「山窩(サンカ)」と呼ばれた人たちと裸体生活〜テレビ朝日

<<   作成日時 : 2010/10/24 19:25   >>

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テレビ朝日の「ドキュメンタリ宣言」の「サンカ」と呼ばれた非定住生活部族の
特集を見た。首都圏での地上波放送は2010年10月16日17時、
全国的にはBS朝日の18日23時半からの放送であった。

サンカ−−これは外国の話ではない。日本に住み、農家の箕と呼ばれる道具を
修繕する技術力を持ち、農家の家々を回って修繕して麦や米や調味料などをもらい、
また、河原や崖の穴に住処を作って川魚を狩猟して、河原で水浴びもしていた、
家族をひとまとまりとした漂流生活者であった。

彼らは普段老若男女問わず上半身裸で過ごしており、
入浴する時には戸外でもちろん全裸になって湯を沸かして入っていた。
その当時の記録を番組でも紹介していた。

彼らは1960年代を最後に忽然と姿を消す。

ちょうどそのころまでは、日本でもヌーディスト運動が盛んであったことは
私のホームページにても一部紹介していることであるが、
まだ紹介していない多数の報告記事も入手はしている。

純粋に彼らが消えた理由は、生計の糧である箕を使う農家も農地も
減ったこと。自由に暮らせる森も草原も河原も開発の波で次々に
姿を消したこと。土地所有の権利者から立ち入りを許されることが
難しくなったことなど、時代を考えればそうなんだろうなと、
思うことしきり。

只一つ、1960年頃までの日本において、自然の中で、
普通に裸体生活する人たちがいたという事実は印象的だった。
現在の日本では、ほんの些細な戸外での裸体にさえ過敏に反応し
警察が妨害に来る。

発音としての「サンカ」はギリギリ許されているが、
それを漢字表記した「山窩」などは警察の中で隠語として侮蔑の
対象とされていたこともあり、番組が敢えてこの漢字を使わなかったことも
その背景から類推されるところである。

ほんの50年ぐらい前まで裸に寛容だった日本社会があったのに、
警察の気違いじみたポルノを含む裸への規制強化の結果、
今のような淫猥なイメージを裸という存在に付きまとわされてしまった。
私は一人の「Naturist」(ナチュリスト)として今後も世に問うていきたい。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
裸に寛容な社会は、確かにありましたね。妙な潔癖意識が過剰になった結果、電車の中の授乳なんてもう見られなくなってしまいました・・・。残念だとは思いませんが、もっと寛容な価値観を持っていたいものです。
「山窩」が差別用語だとは知りませんした。同じ意味で悲しいことでdす。
箕輪伝蔵
2010/11/02 20:58

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