若者よ、従順な羊になるな!

学校で先輩が言うことに逆らうことを「悪」と教えられて年上に対して従順に育った若者たち。
就職活動でもリクルートスーツで横並びになり、「就職させてもらう」ために一生懸命。

私が大学に上がって入った演劇部(弘前大学MAPLES)。
最初に「実験劇場」っぽい企画を先輩たちが行った。
趣旨を聞くと、

「観客がどういう舞台を見たいのかアンケートを取りたい。」

ということだった。1年生の私はそれにこう反論した。

「観客に媚びへつらう芝居などしてはいけない。
自分がどういうことを表現したいのか自分自身で選んで表現すべきだ。」

と。

すると、同学年のT君が真っ向から私を諌めた。

「俺たちは1年生なんだから先輩に逆らってはいけない!」

とのことだった。それでも私は自説を曲げなかった。
芸術の世界だろうと科学の世界だろうと、
目指すのは自らの信じる真実であり、
数多の批判とそれに対する受け答えの技量を磨く事であるはず。
他者に従属することを是として生きることは
私の人生哲学に反することであった。

今年春、運良く就職できた人たちは、
まだまだ研修中の時期かもしれない。
確かに慣れぬ仕事を先輩から教わらないと
スタートは切れないかも知れないが、
都合良くそういう縦社会で生きて来た先輩の流儀に
染まって自らを殺す生き方をしていると、
やがて個性ある商品や独創性のある仕事が
出来なくなりますよ。

「会社人」として成功することより、
「社会人」として認められること、
そして「社会人」を認める社会であること。

世間はやたら坂本龍馬のことを年長者たちが
もてはやしているが、彼が活躍したのは
彼が殺される32歳までのまさに若造。

時の藩主や幕府などの長老に逆らって生きた若者が
新しい国づくりを目指して闘ったのであって、
それを理想と目指すなら、今の年長者たちよ、
自らに真っ向から逆らう若造を育てることを心掛けよ!

自分に従順な太鼓持ちばかり育てて一時のぼせても
所詮会社というお山の大将にすぎないんだ。
そんな既成概念に丸めこまれるような若造に未来は無い。
若者よ、自らの理性と知性を磨いて上司に逆らえ!
一度や二度叩きつけられたってくじけるな!

そんなことを若者相手に言うのは内心悲しい。
私は少なくとも自分がその若者のほうに分類される年齢から
ずっと同じ考えで周りと接してきたが、
同じ若者だったはずの周りはどんどん年下になり、
強く私が語るとシュンとするか離れていくか、
とにかく「反論する気概のある奴がいない!」ってこと。
陰で陰口叩く声は届くが、正面切って反論する奴が出てこない。

今の社会、不正が沢山ある。法治国家の体裁であるのに人権侵害が数多い。
なのに、従順な羊であることが是とされる社会では、
誰かが不当に損害を受けても見て見ぬふりしたり、
あるいは更にその人を悪者にしたてることに加担したり、
「お上に逆らわない」ことが美徳なのだ。
これからの時代、そういう人間ばかりだったら社会は崩壊するよ。

各人権組織もどこの党の系列だとか関係なく、
人権侵害には党派を超えて救済に動かなければ、
排除の論理を止めなければ、
互いに助け合う社会がいつまでたっても出来ないんだよ。

そんなことを叫んで、今日は寝ることにする。

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