テレ朝、虚偽の大増税恐怖報道

今の民主党のマニフェストで、一部の世帯に増税になる政策が
盛り込まれていることは否定しないが、本日のテレ朝の昼の番組
「サンデースクランブル」にて、虚偽の世帯モデルをパネルにして
街行く人々に「あなたはどちらの世帯に当てはまるか」を選ばせていた。

モデルは「A、B」二つの世帯を用意してあったのだが、

A:年収700万で15歳未満の子供二人と専業主婦→大減税
B:年収700万で高校生と大学生の子供二人と専業主婦→大増税

というパネルを街頭で見せてその人がどちらになるか二択を募ったのだった。
しかし、Bの説明に明らかに抜け落ちているものがあった。

「高校生には公立の授業無償化、私立の授業料減免がある。」
「大学・専門校の希望者全員が受けられる奨学制度創設」

というものである。これが抜け落ちた結果、

「Bの世帯は『減税0、丸々増税』になる。」

という虚偽の宣伝がされたのである。
増税になることに間違いはないが、額が誇張されていたのである。

さすがに街頭インタビューの後のスタジオにて
コメンテーターの女性が上記の抜け落ちを指摘して
二択の誤りが視聴者に伝わったが、
それがされなかった場合の報道責任はどうするつもりだったのだろう。

それに付け加えて言えば、そもそも年収700万ももらってる世帯は、
今支援を必要としている世帯としてははるかに雲の上の数字である。
たまたま私は今、独身であと少しで年収300万程度であるが、
今非正規世帯は共働きでも私の年収に届くか届かないかというところも多い。
私自身、ずっと非正規雇用で、ホームレスの時代もあったし、
アパート住まいでも年収100万行くか行かないかという時代もあった。
700万円ももらって専業主婦していられて数十万増税になったとしても、
そんな裕福な世帯の打撃を殊更強調して何になるのだろう。

年収700万が標準世帯というのなら、われわれ非正規はこれまで
例えば10年20年もの間、毎年500万もの増税を
強いられていたようなものである。
それに比べたら数十万の増税ぐらい我慢出来ませんか?
別にそれだけもらっていたら餓死も自殺もしないでしょう。
どうしても足りなければ共働きで穴埋めもできます。

われわれ非正規労働者はこれまで違法な低賃金や生活保護拒絶で
餓死や自殺、果てには犯罪まで追い込まれてきたのである。
質の悪い報道であたかも悪政がやられそうであるかのようなイメージを
国民に流布することは悪政より性質が悪いと感じた次第である。

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