裁判所の犯した罪

「真実」を殺したのは誰か。」について
日曜日の報道テレビ番組に菅家さんが出演したものがあり、
司法関係者が集まる中で、司会者が特定の裁判官を指して
「この裁判官を逮捕しろ!」
と怒っていた。確かに私自身、再審請求を6年も放置し
その間に時効を成立させ、なおかつ、直接菅家さんの声を
聴くことも拒絶した池本寿美子裁判長の犯せる罪は
計り知れないほど大きいと思った。

ただ、不思議だったのは、番組の中で
「国民審査のある最高裁判事と違って、
その下の裁判官に責任を取らせる方法はないのか?」
と疑問を投げる司会者に対して、裁判官経歴のある
出演者の誰からも「裁判官訴追委員会」及び
「弾劾裁判所」という機関を使って
問題のある裁判官を罷免する手段があることを
指摘する人がいなかったことである。

国会に設置され20人の国会議員で組織される
裁判官訴追委員会で弾劾裁判所への訴追を決めて
国会議員によって組織される弾劾裁判所において、
「公務員の不作為」によって重大な被害が発生したことを
指摘すれば、充分に当該裁判官を罷免することが出来る。

ネット上では菅家さんに有罪を言い渡すに至った関係者
(警察・検察・裁判所)全ての個人情報を探して
私刑(リンチ)を企てる動きが頻発しているようだが、
それらはことごとく削除されている。

しかし、裁判官訴追委員会と弾劾裁判所は国家の正式機関であり、
我々が来るべき衆院選も含めて国会議員への働きかけを通じて
正当な権利として司法に制裁を与える手段である。
関係者の住所や家族構成などを調べてリンチを企てるより、
この手段を使うよう、国民やマスコミが世論を喚起していくほうが
ずっと健全に司法を律することが出来るのである。

司法の不作為が指摘された例としてハンセン病患者を
施設に隔離幽閉し、断種強要、胎児殺害したものがある。
これについては立法した国会、容認した裁判所も含む
多くの国家機関の犯せる罪があることが公式文書として採択された。
しかし、未だに誰も罷免されてはいない。

「公務員の不作為」の中で一番悪質なのは
「司法の不作為」である。
悪を悪と認定し、正義を正義として認定する
法の砦としての職責を放棄して、
裁判官の独立を有名無実化してきた最大の罪を
今こそ問わなければ公正な捜査・立件・判決は
実現しない。

私が支援している裁判の一つである上段のり子さんの
裁判もこれに匹敵する不可解な動きをしている。
昨年9月に「結審」した高等裁判所は、
「判決日は追って指定する」と言い渡したまま、
その後一切判決日を決めていない。
弁護士を通じて早く判決を言い渡すよう求めても
いつまでたっても判決日を決定しない東京高裁。

裁判長が定年で退職する日が7月14日に迫っている。
その前に衆院選が行われることはほぼ無くなっているが、
7月12日は都議選がある。

裁判長が一番気にしているのは、これで下す判決が
来るべき衆院選で多数を占めるほうがどっちに
支持されるのかの見極めであるように思えてならない。

当初昨年秋に解散総選挙が行われそうな気配で
「追って指定する」とかわして様子見を決めたつもりが、
想定外に選挙が遠のき、袋小路に陥っているのだろう。

最悪なのは、7月12日の都議選の結果がどうなるかに
合わせて、「与党勝利」「野党勝利」の2つの場合の
判決をそれぞれ「A案」「B案」として用意しておき、
選挙結果を見て13日か14日に突然判決を言い渡して
定年退職することだ。
あまりにも他人任せの極みであり、
それこそ「司法の腐敗」を象徴することとなろう。

「公務員の不作為」を追求する新政権の樹立を
目指して私は闘いたい。「じこう」はもう沢山だ!

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