産経新聞『【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か?』に思う

産経新聞に掲載された

【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か?

という題名の6ページにも渡る記事を読んだ。
集まった政党のリーダーがすべて野党ばかりだったことや
参加者のデモに憲法を守れなどというシュプレヒコールが
あったことなどを挙げて「野党の戦略」と言わんばかりの
論調に思えた。

だが、野党のリーダーしか来なかったというのは、
別に自民党や公明党をお断りして活動していたわけでなく、
単に自民党や公明党は豪華な式場で開いた祝宴を成功させることにだけ
ご熱心だっただけのことでしょう?

我々貧乏な庶民がなけなしの資金やボランティアで寒空の下で
貧困者を助ける活動に、自民党や公明党は少しでも自腹を切りましたか?
彼らが財界首脳を集めて赤絨毯の上で豪勢なお酒や肴を飲み食いしているとき、
その財界首脳たちによって首を切られ路上に追い出された
非正規雇用の人たちを含む貧困者に紙コップでささやかな
新年のお酒を振舞ったのは、我々貧乏人の自腹ですよ。

自民党も公明党も、鹿鳴館で毎晩ワルツを踊っていれば
西洋並みの文明国・文化国家になれると信じた明治政府のDNAが
脈々と受け継がれていて、貧民が凍死しようが餓死しようが
痛くも痒くもないんでしょう?

5000人に配る定額給付金で無医村に一人お医者さんを呼べますよ。
数万人規模の小都市であれば、過労することなくシフトを回せるほど
充実した医療スタッフを配置できますよ。
1000人分あったら、3~4人程度の貧困者に一年間家族崩壊せずに
生きていけるだけの生活保護を与えられますよ。
中流以上の所得の人たちならば、12000円の大半が貯蓄に回る
可能性が高いけど、何も家財道具のないホームレス一家族に
その程度の額をまとめて生活保護手当てで配ったら、
家財道具を買い、食べ物を買い、服を買い、学費を払い、
与えられた金のほとんどをしっかり消費に回しますよ。

自民党と公明党の人たちに言いたい。
定額給付金を貯蓄に回されるのが困るんでしょ?
しっかりすべて消費して欲しいんでしょう?
だったら、ほぼ確実に消費に使う人たちに
出し渋らずに2兆円使わせればいいでしょう。

特に私の住んでいる地域は公明党のポスターが林立している。
中にはこんなものもある。
画像

ドクターヘリの導入を誇示したいようだが、
これに患者を乗せられても、
たらい回しにされないだけしっかりと
地上の病院に医者がいるんですか?
病院そのものがあるんですか?
医者をどんどん少なくし、
病棟閉鎖、病院の廃業などなど、
医療を崩壊させた結果、いずれは
ヘリに乗せるお医者さんでさえいなくなって、
ただの役立たずのヘリコプターを雨ざらしにするだけでしょ?

仮にも命の尊さを目指す宗教で結束しているのなら、
財界と一緒に豪勢な祝宴で高い酒を飲んでいないで、
炊き出しに顔をだすなり、雨露をしのぐ部屋を貸し与えたり、
そういう命を守ることに直結した地道な努力をしたらどうですか?
このポスターを見る度に、胸糞悪く感じる庶民の声に
耳を貸し、目を配ったらいいんじゃないですか?

派遣村を色眼鏡で見るような穿った見方してる間に、
自民党も公明党も、世論からどんどん見放されていることに
気が付いていない。この新聞記事を見ていて、
この2政党の冷血さにほとほと辟易した次第である。

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