チェ・ゲバラとマハトマ・ガンジー

静岡に移り住んでまもなく発生した表現の自由弾圧事件。
以来、裁判が最優先の生活だったから、仮に時間があっても、
何か連絡があり次第即応するための待機をしていることが多く、
いろいろやりたいところ、行きたいところをずっと我慢していた。

映画を見に行くのもそうだった。甲府時代に、広末涼子主演の
「秘密」とか「恋愛寫真」を見たのが、思い出せば最後の
映画館での映画鑑賞だった。もちろん、見逃した映画を
レンタルDVDでちょこちょこ見たりはしていたのだが、
やはり映画館で見ることは作品に集中する環境が違う
(家で見ていればいろいろ邪魔が入ったり周りに気を遣う)。

「チェ・ゲバラ 28歳の革命」を見に、富士山の反対側まで
遠征して見て来た。事実を忠実に再現したとのことだからかも
しれないが、わざわざ感動的なシーンを作り上げることもなく、
淡々と戦いの進行を映し出していたものである。

20世紀を大きく変えたチェ・ゲバラ。彼は命の奪い合いの中で
勝利をもぎ取ってキューバ国民を圧政から解放した。
彼は確かに都市型のインテリたちの唱える理想論になびかず、
徹底的に軍事作戦を遂行することで革命を成し遂げた。

だが、だからと言って、戦いに暴力は不可欠だろうか。
私は高校生か大学生の頃、「ガンジー」という映画を見た。
ガンジーはあの大国インドの数億の人々を「非暴力」で
まとめあげ、幾度も権力者側からの暴力を受けながらも、
最終的に独立を勝ち取った。

どちらも20世紀を大きく変えた二人である。
どちらも民衆を圧政から解放することに成功した。

今、日本は実は言論の自由は危機に立っている。
気がつかないようでいながら、実は危機は数々報じられている。
その中で、私の所属する労組(フリーター全般労組)は
非暴力・言論の自由を貫きながら貧弱な雇用の安全性を
改善するために闘争している。当初15人程度で始まった労組は
2年ちょっとで10倍に増えた。次第に個々の個性の
ぶつかり合いで足踏みは生じているが、おおむね方針は
貫かれて戦いを拡大してきたような感じがある。

2009年もスタートしてそろそろ半月。24分の1が過ぎたところだ。
どういう一年になるのだろう。願わくば、腐りきっている現在の権力者たちが
放逐されて、「維新」が実現することを祈っている。
もちろん、祈るだけではなく、現実に動きながら、いつかくる風を待つ。
心に流れるのはさだまさしの「夢の吹く頃」、そして「マグリットの石」。

また明日が来ることを祈って今夜も眠ることにする。

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